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ビジネスマンなら知っておきたい有名な戦略【厳選4つ】

2021年7月8日

この記事で解決できる悩み

考えている人
  • あの有名な偉人の戦略を知りたい
  • ビジネスに役立つ戦略が知りたい
  • 聞いたことあるけど詳しくは知らない

そんな悩みを解決します。

スドー

本記事の内容

  • 知っておきたい有名な4つの戦略
  • 戦略を学べるオススメの本【厳選3冊】

本記事の信頼性

スドウユウキ(@yuupon1106Z)

成功者の成功の法則、戦略を知ることは、ビジネスにおいて重要です。

本記事を読めば、人類の歴史が凝縮された「戦略思考」を身に付けれます。

紹介する戦略は、あなたの仕事やビジネスのヒントになるかもしれません。

それでは、始めていきます。

知っておきたい有名な4つの戦略

まずは、ビジネスマンなら知っておきたい有名な戦略4つ紹介します。

有名な戦略

  • 孫子の兵法
  • 君主論
  • ランチェスター戦略
  • ブルー・オーシャン戦略
スドー

一度は聞いたことある戦略だと思います。

孫子の兵法

皆さん、名前なら聞いたことあるかもしれません。

今から2500年前に、中国の呉という国の将軍で、古代中国の戦争を研究していた孫武が書いた兵法書「孫子」という戦略書が、よく言われる「孫子の兵法」です。

孫武の巧みな指揮で呉は、ライバルの楚に劇的な勝利を収めることができました。

そんな孫武が数々の戦で体験・研究してきた戦に勝つための組織づくりや兵の動かし方をまとめたのが「孫子の兵法」です。

「柔軟であれば、勝機はいくらでも発見できる」

昔の偉い人が考えた戦の戦略ですが、この戦略が現代のビジネスや子育てにも通じるということで近年話題となっています。

ここでは、孫子の兵法のポイントを3つお伝えします。

ポイント

  • 敵の強みを避けて戦う
  • 戦わずにして勝つのが最善の策
  • 勝つために必要なのは武力だけではない。

解説していきます。

①敵の強みを避けて戦う

相手の強みや得意なところを避け、相手が予想していない場所で勝負を仕掛ければ、勝てるというものです。

相手が有利で自分が不利なら勝つことは難しいですよね。

それよりも自分の強みで勝負した方が勝てるという勉強やスポーツ・ビジネスでも通じる考え方です。

②戦わずにして勝つのが最善の策

正面からぶつかれば、疲弊します。

直接ぶつかるよりも「相手が戦うのに必要な基本条件を奪って戦わなくても屈服させよう!」という考え方です。

その方が自分は疲弊しないので楽に勝てる最高の勝ち方ですね。

③勝つために必要なのは武力だけではない。

「目的は勝つことであって、戦うことではない。戦いにこだわらず持てるもの全てを利用して勝とう」という考え方です。

一人で勝てないなら仲間に頼る。武力だけではなく、交渉力や政治力を活かして勝つことが重要です。

 

以上が、3つのポイントです。

孫子の兵法は全13篇からなる戦略書です。

ここで、紹介できなかった戦略がたくさんありますので気になる方は、孫子の兵法に関する書籍を読んでみてください。

子供向けの本から、マンガ版まで幅広く出版されています。

kindle unlimitedならお得に読めます!

kindle unlimitedという毎月980円で200万冊の本や雑誌、マンガが読み放題のサービスでも孫子の兵法に関する書籍も読み放題です!

初月30日無料で読むことができるので、お得に読むことができます。

君主論

今から500年前のイタリアの政治思想家であり、フィレンツェの外交官を務めたニコラ・マキアヴェリが執筆したのが「君主論」です。

マギアヴェリが祖国フィレンツェを外国に占領されて追放された後に執筆された本です。

「組織を団結させるには?」というリーダーのあり方を説いた戦略書で仕事にも当てはめることができます。

「君主は自ら仕掛けよ」というマギアヴェリの言葉がありますが、

現代ビジネスでも、非情であっても正しい目標を掲げなければ、人と組織は動かせないことが多い。何もしないリーダーに統率力はありません。

正しい目標を掲げることは、時に厳しさと映りますが、組織に指針を与え、目標を動かすために必要なことなのです。

「目的のために手段を選ばない」という意味でマギアヴェリズムという言葉が

現代でも使われるほど、この人物の思想と君主論は広く浸透しています。

その特徴を一言で言えば、「美化を排除した現実認識」にあります。

「正しい目標を掲げ、人を動かす」そんな君主論のポイントを3つ紹介します。

ポイント

  • 正しい目標設定が指導力を生み出す
  • 生き方を変えられる者が永続する
  • ゴールを設定しない者は、指導力ゼロ

①正しい目標設定が指導力を生み出す

正しい目標設定して、目指すべき場所を明らかにすることで部下を導き、正しい行動ができます。

これは副業でも言えることで、正しい目標設定をしないことは地図がないのと一緒です。

自分自身を正しい行動ができず、目標(目的地)に辿り着くことができないからです。

②生き方を変えられるものが永続する

「状況こそが常に最善手を決めます」

成功と失敗は、時代や状況に左右されることが多いです。

手法や発想を固定化せず状況や時代を読んで変化して対処することが重要です。

③ゴールを設定しない者は、指導力ゼロ

目標と近いですが、最終的なゴールを決めておきましょう。

ゴールや理念、行動基準など原点を決めておくことで道から外れてしまっても戻ってこれますし、振り返ることができます。

副業の場合は、自分を指導する力律する力が重要になりますので目標やゴールを決めておきましょう。

以上が3つのポイントです。

ランチェスターの法則

1868年にイギリス生まれたエンジニアのフレデリック・ランチェスターが提唱したのが始まりです。

もともとは軍事戦略の一つでしたが、現代ビジネスにおいて日本では、企業の経営戦略として体系化しています。

ランチェスターの法則とは「強者と弱者が、それぞれ取るべき戦略を示した概念のこと」です。

ポイントを3つ紹介します。

ポイント

  • 勢力に応じて「2つの戦い方」をする
  • 「3つのナンバーワン」を目指す
  • 経営戦略としての「弱い者いじめ」

①勢力に応じて「2つの戦い方」をする

ランチェスターの法則は、第一法則と第二法則の二つの理論から成り立ちます。

第一法則は、個対個の戦う「一騎討ちの法則」で、弱者の基本戦略です。

「戦力が足りない弱者であれば、相手の戦力を分散させて1対1に持ち込みましょう」ということです。

要するに、大企業が手を回せない領域を、個人・中小企業は狙おうということになります。

第二法則は、集団対集団の戦う「集中効果の法則」で、強者の基本戦略です。

「戦略が充分な強者だったら、戦力を集中させて集中戦に持ち込みましょう」ということです。

要するに、大企業はリソースを集中して、価値の高い市場を狙いましょうということになります。

孫子の兵法と同じように、自分の状況に合った戦いかたをしましょうということです。

②3つのナンバーワンを目指す

第一法則でも説明した通り、弱者は個人戦に持ち込む。

つまり、何か一つの強みを持つことが、重要ということです。

「地域No.1」「顧客満足No.1」「若者人気No.1」など

No.1を作ると、伸び率が高く、勝利しやすくなります。

③経営戦略としての弱い者いじめ

ランチェスター戦略が示す市場拡大の法則は、「常に弱者に攻撃をかけること」です。

上位の強者と戦っても、不利なので対立せず良いところをマネて戦力を蓄えていく。

下位の弱者が戦力を蓄えないように攻撃を仕掛けていく。

このように、競争目標と攻撃目標を明確に区別することで、常に戦いの結果を有利にすることができます。

ブルー・オーシャン戦略

「成熟して競争ばかりが激しくなる市場を離れて、新たな発想・市場を探そう!」というのが、ブルー・オーシャン戦略です。

「競争の激しい市場で消耗せずに、どこでチャンスを見つければいいのか」という悩みを解決することができます。

「ブルー・オーシャン戦略」は、チャン・キムとレネ・モバルニュというフランスINSEADの教授によって、2005年に出版された書籍で提唱される戦略です。

ポイントを3つ紹介します。

ポイント

  • 新たな消費者を呼び寄せる市場を見つけよう
  • 「4つのアクション」で新たな消費者を顧客にしよう
  • 「3つの差別化」でブルー・オーシャンな市場を創る

①新たな消費者を呼び寄せる市場を見つけよう

競争過多でライバルの多い市場を「レッド・オーシャン」

ライバルの少ない新しい市場を「ブルー・オーシャン」といいます。

新たな価値を生むことで、新たな市場が生まれ、新たな消費者を呼び寄せることができます。

新型コロナウイルスにより、テレワークや巣ごもり需要が生まれ、新たな市場が生まれました。

ブルー・オーシャン戦略は、「新たな市場を発見」して「市場を創り上げる」という2つの側面を持つ戦略です。

②「4つのアクション」で新たな消費者を顧客にしよう

4つの変化を取り入れることで、差別化と価値創造ができ、新たな消費者を呼び込むことができます。

ポイント

  • 取り除く
  • 付け加える
  • 減らす
  • 増やす

余分な機能を取り除き、シンプルで安い家電を作った「アイリスオーヤマ」

大人が楽しめるサーカスを作った「シルク・ドゥ・ソレイユ」など

競争市場から差別化することで、新たな価値を創造し、新たな消費者を顧客にすることができます。

③「3つの差別化」でブルー・オーシャンな市場を創る

優れたブルー・オーシャン戦略には、3つの特徴があります。

ポイント

  • メリハリをつける
  • 高い独自性がある
  • 訴求力のあるキャッチフレーズ

このように、3つの特徴がありますが、共通点があります。

それは、「消費者への分かりやすさ」です。

インパクトをつけたり、オリジナリティを持つことで消費者に分かりやすさを伝えています。

多くの消費者に理解してもらうことで、新たな顧客が増えていきます。

 

戦略を学べるオススメの本【厳選3冊】

この記事で紹介しきれなかった、まだまだ役に立つ戦略があります。

そこで戦略を学べるおすすめの本を紹介していきます。

戦略図鑑(本記事の参考書籍)

ポイント

様々な時代の偉人の戦略をまとめた本です。

イラスト付きで内容もわかりやすくサクッと読めちゃいます。

概要だけを知りたい方におすすめです!

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戦略の教室

ポイント

こちらも様々な時代の偉人の戦略をまとめた本です。

戦略図鑑より、多くの戦略を詳しく書かれています。

戦略をじっくり知りたい方にオススメです!

世界一シンプルな戦略の本

ポイント

こちらの本は、そもそも戦略とは何か?という基本的な考え方がわかる本です。

こちらも合わせて読んで頂くと一層理解が深まります!

kindle umlimitedの読み放題対象です!

終わりに:本を読もう

本記事では、知っておきたい偉人の戦略を紹介してきました。

本記事を読んで、「聞いたことある」が「知っている」になったら幸いです。

現代ビジネスにも通じる戦略・考え方ですので、

今回、紹介した本以外にも関連書籍がたくさんありますので、そちらも読んでみてください

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

それでは、また!

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  • この記事を書いた人

スドウユウキ

大手企業で働く平社員29歳|1児のパパ|副業Webライター兼ブロガー|お小遣いは5000円/月|本ブログでは、「有意義な時間を過ごす人生を」をテーマに、育児・家事・仕事を頑張る人がより良い人生になる方法を発信します。

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