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【図解】やり抜く力(グリッド)を鍛える9つの習慣

2021年8月18日

この記事で解決できる悩み

  • やり抜く力(グリッド)って何?
  • 今まで何かやり遂げたことがない・・・
  • やり抜くにはどうしたらいいの?
  • やり抜く力を鍛える方法が知りたい

そんな疑問を本記事で解決します。

スドー

本記事の内容

  • やり抜く力(グリッド)とは?
  • やり抜く力を鍛える9つの習慣

本記事の信頼性

スドウユウキ(@yuupon1106Z)

「何か一つのことをやり抜く」「目標を達成する」には、思考と行動の習慣を変えるだけです。

なぜなら、「できる人はもともと才能があるからできる」と思ってしまいますが

「才能が成功を導いたわけではなく、ある種の思考や行動が成功を導いている」

ということが、多くの成功者の心理を調査・研究で分かっているからです。

そのため、誰でも「思考と行動の習慣」を変えれば、目標を達成することができます。

今まで何かやり抜いた経験がない方は、簡単に思考や行動を変えることは難しいかもしれません。

しかし、本記事で紹介するやり抜く力を鍛える9つの習慣をひとつずつ実践できれば、

あなたの目標を達成できるようになります。

ぜひ、あなたの思考や行動の習慣を見直していきましょう。

本記事の参考書籍

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やり抜く力(グリッド)とは?

やり抜く力(グリット)とは、困難にも屈せず、長期的な目標達成に向けて全力を尽くすこと。

やり抜く力(グリット)は、それぞれの頭文字を取って「GRIT(グリット)」と呼びます。

  • Guts(度胸):困難なことに立ち向かう
  • Resilience(復元力):失敗しても諦めずに続ける
  • Initiative(自発性):自分で目標を見据える
  • Tenacity(執念):最後までやり遂げる

 

要するに、GRIT(グリッド)

  • 生まれ持った才能・知能は関係がない
  • 失敗を恐れず挑戦することが重要
  • 長期間、継続的に粘り強い努力を要する

という考え方のことです。

GRIT(グリッド)は、成功者たちが共通して持つ心理特性として、近年注目をされています。

心理学者でペンシルバニア大学教授のアンジェラ・リー・ダックワース氏は、

「才能やIQ(知能指数)や学歴ではなく、個人のやり抜く力こそが、社会的に成功を収める最も重要な要素である」として、

「グリット」理論を提唱しました。

才能・知能は関係なく、やり抜く力(グリット)を鍛えて習慣化できれば、誰でも物事を成功に導くことができます。

次項からやり抜く力を鍛える9つの習慣を紹介していきますので

ひとつずつ考えていくのが実践していきましょう。

焦らず、自分のペースで挑戦をしていくのが重要です。

次項からの9つの習慣を自分ができているのか、いまいちど考えてみて下さい。

やり抜く力を鍛える9つの習慣

やり抜く力を鍛える9つの習慣

  • 目標に具体性を与える
  • 目標達成への行動計画をつくる
  • 目標までの距離を意識する
  • 現実的楽観主義者になる
  • 「成長すること」に集中する
  • 「やり抜く力」を持つ意識をする
  • 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
  • 自分を追い込まない
  • 「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する

それでは、ひとつずつ解説していきます。

1.目標に具体性を与える

やり抜く力を鍛えるには、目標は具体的にする習慣をつけましょう。

「具体的な目標は、やり抜く力を与えてくれること」が数多くの心理学の研究結果から分かっています。

<具体的な例>

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目標を具体的にしないと

  • このくらいでいいやと簡単に諦める
  • 楽なほうに流される
  • 難しいといって妥協する

となってしまいます。

そうならないために、「具体的かつ詳細に自分が達成したいことを考え抜くこと」が大事です。

失敗しても具体的な目標があれば、なぜ失敗したのか?振り返りができるので無駄になりません。

目標を具体的に明確にして成功確率を高める方法として、メンタル・コントラストがあります。

メンタル・コントラストとは

言葉通り、「成功したときの様子とそれまでの障害を対比(差)で考えてみる」という方法です。

  • 成功したときのイメージする(そのときの感情、周囲の様子)
  • 成功への障害をイメージする(足りない知識・技能、学べる環境)

を繰り返し、心の中で考えることで、目標をつかむ強い心構えを持つためにとても有効な方法です。

実際にメンタル・コントラストを習慣的に活用することで

モチベーションを上げ、よりよいプランで努力を継続できることが検証済みです。

メンタル・コントラスト3つの手順

  • 目標達成し、成功したときの感情をイメージして味わう
  • 心の中で、そのときに起きていることを明瞭にイメージする
    ・周囲の様子はどうなっている?
    ・どんな声が聞こえてくる?
  • そこに至るまでの障害を考える
    ・目標達成したときのあなたといまのあなたの差を考える。

プロセスを繰り返すと、目標を達成する自信とやる気が高まると

同時に決意が固まり、具体的にやるべきことが明確になります。

成功を望むなら、成功をイメージすると同時にそこまでの障害をイメージすること。

そして、成功した自分と今の自分のコントラストを考えること。

やり抜く人の9つの習慣より引用

2.目標達成への行動計画をつくる

やるべきことが決まったら、それを確実に実施するために

「いつ」「どんなとき」にやるのか、やるべきことをはっきりと決めましょう。

<具体的な例>

  • 21時になったら、机に向かってブログを書く
  • 月・水・金曜日は帰宅後、筋トレを3セットやる

日々の計画が具体的な行動レベルまで明確になっていると

300%行動を起こせることが心理学の研究で分かっています。

とはいえ

  • 時間に余裕がない
  • 何から手をつけていいのか分からない
  • 集中力が続かない

ということがあると思います。

こうした事態に対処する、心理学で効果が実証された方法が

「if-thenプランニング」という方法です。

やり方は簡単で「もしXだったら、Yをする」に当てはめるだけです。

<具体的な例>

if(もし):21時になったら

then(~をする):机に向かってブログを書く

この「if-thenプランニング」に効果がある理由は、

脳がXならYという文章を記憶しやすいからです。

誘惑や障害に対しても、「if-thenプランニング」しておくことでより確実に行動できます。

3.目標までの距離を意識する

目標に対してどれだけ成長したのか、フィードバックを必ずやりましょう。

やり方は、さきほどのif-thenプランニングの要領で、

誰が何をどうするというふうに決めれば大丈夫です。

<具体的な例>

if(もし):月1回カレンダーに予定を入れて

then(~をする): 自分自身でフィードバックする

ただ初心者には、 混乱してかえって上達の邪魔になるので、あまりおすすめできません。

目標に対する視点として「これまで思考」「これから思考」があります。

  • これまで思考:今までやってきたことに目を向ける思考スタイル
  • これから思考:目標までの距離に目を向ける思考スタイル

「これから思考」を重視すると、モチベーションが維持されます。

「これまで思考」は自分はここまでやったんだ!と満足感・達成感を得てしまい、

モチベーションが維持できなくなります。

「まだまだこれからだ!」という思考が、やり抜く力には必要です。

4.現実的楽観主義者になる

目標達成に向けポジティブに考えることは大切ですが、

望むことは簡単にできるという楽観的な考えは失敗のリスクが高まります。

油断して準備を怠ったり、進捗が遅れたり成功までに時間が掛かってしまいます。

何もせずに成功することはありません。

成功の裏には、「時間」と「努力」と「我慢」があります。

目標は達成できると信じるのは重要ですが

目標は簡単に達成できると楽観視してはいけません。

現実的楽観主義者でいましょう。

  • 目標達成が簡単でないことを意識する
  • 成功することの困難を意識する

「成長すること」に集中する

目標達成を目指して歩み始めても、最初は失敗します。

失敗するのが当たり前ですので「失敗してもいいんだ」という気持ちを持ちましょう。

「失敗なんて何でもない」と思うと、実際に失敗 する確率が大幅に低くなるという研究結果もあります。

挑戦して失敗しても、学びを得ることができます。

失敗を怖がって挑戦しなければ、何も得るものはありません。

物事のコツをある程度つかむには経験と時間が必要です。

ひとつひとつ自分の成長を感じ、自分を成長させたいというモチベーションを高めましょう。

目標には2つのタイプがあります。

  • 証明ゴール:自分には能力があることを証明するための目標
  • 成長ゴール:能力を伸ばして今までできなかったことをできるようにする

証明ゴール、成長ゴールの考え方の人たちに難易度が高いテストを受けてもらった実験では、

成長ゴールの人の方が、テストを自分の成長の機会と捉えたことで、

テストの成績が良く、モチベーションが高かったという結果になりました。

興味と価値と自信を持つことで、活力を高めることができます。

"どんな仕事であっても困難や混乱、思いがけない障害はつきものです。

そんなときに、やる気を奮い立たせてくれるのは

「興味を持って、仕事を楽しむ姿勢」と「自分の仕事には価値があるのだという信念」です。"

やり抜く人の9つの習慣より引用

やり抜く力を持つ

冒頭でも説明した通り、やり抜く力には生まれつきの才能は関係ありません。

正しく戦略を立てて、努力し、成功を掴むまで諦めないことが必要です。

下記のような考えを持ちましょう。

拡張的知能観:能力は経験や努力を重ねることによって高めることができる考え方

拡張的知能観を持つ人は、

諦めずに「戦略を間違えたな」「もう少し基礎を勉強しよう」と

自分の努力や行動を改善することができます。

自分でコントロールできることに、原因があるのなら「成功は自分の頑張り次第」と信じることができます。

「成長することはできない」と思い込むと成長することはありません。

自分の能力を最大限に高めたいなら、自分自身の思い込みを注意深く観察することが大切です。

あなたの努力次第で人は変わることができるということを心理学が証明しています。

筋肉を鍛えるように意志力を鍛える

やり抜く力には意志力が必要です。

意志力は、筋肉と同様に使えば使うほど強くなります。

意志力を鍛えることで、やり抜くという意志が強くなります。

意志力の鍛え方としては、

If-thenプランニングを活用し、小さな目標達成を習慣化しましょう。

「毎日寝る前に、腹筋50回する」のように

  • 気の進まないことをして意志力を鍛える
  • これまでやろうとしてたことに挑戦する
  • 取り組む価値があると思うことを続ける

をすると、効果的です。

意志力は筋肉と同様に消耗するので有限です。

筋肉と同じように意志力も休んで回復させる必要があります。

回復の方法として、

  • 気分が上がることをする
  • 自分を褒める
  • 意志力が強い人を思い浮かべる

をしましょう。

自分を追い込まない

どれだけ意志力を鍛えても限界があります。

意志力を消耗しすぎて、自分を追い込まないためにも有効に使いましょう。

  • 大きな目標は一つに絞る
  • やめるなら完全にやめる
  • 簡単な方法を見つけて取り組む
  • 誘惑と出会いやすい時間や場所を把握して避ける

やめるべきことよりやるべきことに集中する

成功するためには、優先順位の高い「やるべきこと」に集中して取り組みましょう。

しかし、潜在意識は否定形を判断できないため

にやめるべきことをしないように逆に意識がいってしまいます。

「ピンクの象を絶対に想像しないでください」と言っても、頭に浮かんできませんか?

やめるべきことを意識しないためには、

「〇〇しない」という目標を「〇〇する」に変える必要があります。

ここでも「If-thenプランニング」が活用できます。

(If)もし、次にスマホが触りたくなったら
(then)代わりに、背伸びをしてリラックスをするようにします。

「やめるべきこと」を「やるべきこと」に変えて取り組みましょう。

まとめ:諦めずに行動しよう

本記事では、やり抜く力を鍛える9つの習慣について解説していきました。

9つの習慣をまとめると、このようになります。

やり抜く力を鍛える9つの習慣

  • 目標に具体性を与える
    明確な目標を持っている
  • 目標達成への行動計画をつくる
    if-thenプランで計画している
  • 目標までの距離を意識する
    現状と目標までの距離を意識し、すべきことに焦点を当てている
  • 現実的楽観主義者になる
    成功できると信じると同時に簡単に手に入らないことも知っている
  • 「成長すること」に集中する
    失敗を恐れず、成長に目を向けている
  • 「やり抜く力」を持つ意識をする
    どんな能力も努力で身に付けられる
  • 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
    意志力を習慣的に鍛えている
  • 自分を追い込まない
    意志力を消耗しすぎない
  • 「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する=
    「やること」に焦点を置く

これら9つの習慣を意識して行動して、ひとつずつ進歩していきましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また!

成功とは「正しい選択」「正しい戦略」「正しい行動」によってつかむものです。

決して生まれつきのDNAで決まるものではありません。

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  • この記事を書いた人

スドウユウキ

大手企業で働く平社員29歳|1児のパパ|副業Webライター兼ブロガー|お小遣いは5000円/月|本ブログでは、「有意義な時間を過ごす人生を」をテーマに、育児・家事・仕事を頑張る人がより良い人生になる方法を発信します。

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