この記事で解決できる悩み
- 相手に伝えるって苦手だな・・・
- 上手な伝え方ってあるのかな?
- 伝え方にテクニックってあるのかな?

そんなお悩みを本記事で解決します!

本記事の内容
- 「イエス」を引き出す伝え方の基本
- 「イエス」に変える7つのテクニック
- 「強いコトバ」をつくる5つのテクニック解決方法
本記事の信頼性

こんにちは! スドウユウキ(@yuupon1106Z)です。
今回は、佐々木圭一さんの著書「伝え方が9割」参考に、相手に「イエス」と言われる伝え方の基本とコトバが強力になるテクニックを解説していきます。
シンプルで誰にでも使える方法です!
本記事を読めば、あなたの伝える力を強化できますよ!
「伝え方にはシンプルな技術がある」
「感動的なコトバは、つくることができる」
相手から「イエス」を引き出す伝え方の基本

「イエス」を引き出す3ステップ
誰かにお願い事をするとき、誰しも相手から「いいよ!分かった!」と「イエス」を言ってほしいと思います。
少しでも「ノー」を「イエス」にしたいですよね。
特に、恋愛、結婚、就職など人生の節目は必ず「イエス」が欲しいはず。
「イエス」の確立を上げる方法として、下記3ステップでコトバを組み立てましょう。

相手から「イエス」を貰うには、相手の立場に立って考えるということが大事です。
逆に、自分がお願いされたときを考えると分かりやすいかと思います。
自分にメリットがあると思うお願いだったら、「イエス」と言うはずです。
お互いが「Win-Win」になることを考えた上で、コトバを組み立てましょう。
例として、デートに誘うときで考えてみます。

自分の目的である「デートしよう」と相手にただ言うだけでは、相手はメリットを感じません。
相手側のメリットを考えた上で、相手がイタリアンが好きなら、「すごく美味しいイタリアンのお店行かない?」と言えば、相手に「イタリアンが食べれる」というメリットが生まれ、「イエス」の確立が上がります。
よく考えると、当然だなと思いますが、なかなか場面ごとに考えられるかというと難しいですよね。
料理のレシピのように、この3ステップを意識して何回もやれば、自分のモノにできます。
「イエス」に変える7つのテクニック

ステップ2の「相手の頭の中を想像する」言い換えると、「どういうことが相手のメリットになるだろう」と考えるときの切り口が7つあります。
- 「相手の好きなこと」:相手の好きなことからコトバを作る
- 「嫌いなこと回避」:相手の嫌いなことを回避するコトバを作る
- 「選択の自由」:相手の好きなことを比較させ、選択させる
- 「認められたい欲」:相手の承認欲求を刺激する
- 「あなた限定」:あなた限定であると特別扱いする
- 「チームワーク化」自分も一緒に相手と動く
- 「感謝」まず相手に感謝を伝える
特に覚えてほしい切り口を3つ紹介します。
嫌いなこと回避
例として、「芝生に入ってほしくない」ときに「芝生に入らないで!」と言うだけでは、聞かない人もいると思います。
相手な嫌いなことを考えて「芝生に入ると、農薬に臭いがつきますよ!」と言うと、相手は嫌なことは回避したいから芝生に入らないという例です。
人は損やデメリットなどマイナスな言葉が嫌いなので、相手の嫌いなところを突くというのは有効ですね。
これを使えば、違反行為や迷惑行為を減らせそうです。
選択の自由
人は、決断より比較が得意だそうです。
自分と相手にメリットのある選択肢を作って、提案して、相手に選択してもらう。
心理学では、ダブルバインド効果と言われるもので
ここを意識すると、相手のメリットを考えている上で、自分優位に誘導できます。
タブルバインド効果
自分がどちらの選択肢を選んでも、相手が意図した選択・結果へと無意識的に誘導されてしまう心理的拘束の効果
さらに、選択の自由を実際に様々な状況で実践してみた。という記事をご紹介します。
「選択の自由」を使うことで、協力者が最高1.6倍になったそうです。
あなた限定
これは、よくお店で体験したことある人が多いと思います。
「あなただけの特別価格」「あなただけにサービス」
特別扱いされると、嬉しいですし、得したという気分にもなると思います。
「選択の自由」と組み合わせることで、さらに「イエス」の確立が上がりますね。
「強いコトバ」をつくる5つのテクニック

「強いコトバ」とは、心を動かすエネルギーのあるコトバと本書では、定義しています。
「強いコトバ」で相手に「感動を与える」「記憶に残る」「興味を持たせる」ことができます。
そんな「強いコトバ」をつくる5つの技術が下記になります。
- サプライズ法
「!」「実は、~」「そうだ、~」のように伝えたいコトバに驚きワードを付けるだけ
例 そうだ、京都に行こう - ギャップ法
伝えたいコトバと反対のコトバを前半に持ってきて、前半と後半をつなげる
例 これは私の勝利ではない、あなたの勝利だ(オバマ前大統領) - 赤裸々法
自分の体の反応をコトバにし、伝えたい言葉の前に入れる
例 くちびるが震えている。あなたが好き。 - リピート法
伝えたい言葉を繰り返す
例 人民の、人民による、人民のための政治(リンカーン) - クライマックス法
相手に集中させるコトバを伝える前に入れる
例「ここだけの話ですが」「誰にも言わないでくださいね」
特に上記の中から様々な場面で有効な2つのテクニックを紹介します。
ギャップ法
伝えたいコトバの前に反対のコトバを付けることで、ギャップとインパクトが生まれます。
好きな人に告白するときにも使えます。
「あなたが好きです」 → 「嫌いになんてなれない。あなたが好きです。」
インパクトが増すと、心に届くかもしれません。
クライマックス法
相手にちゃんと話を聞いてほしいときに使えます。
「ここからが大事な話なんだけど・・・」
「最後に言っておきたいんだけど・・・」
などの前置きすることで、後のコトバにインパクトが増します。
まとめ

今回、紹介したテクニックはすぐにできるものではないと思います。
何度も繰り返し、実践することで身についてきます。
お願いや相手に伝えるというのは、人生につきものなので、そんな場面に出くわしたときは、思い出して実践してみて下さい。
「伝え方が9割」には、まだまだ紹介できなかったテクニックが紹介されていますので
ぜひ、読んでみてください!
ここまで読んで頂きありがとうございました。
それでは、また。
- お互いにメリットのあるお願いをしよう
- 7つの切り口で「イエス」を勝ち取る
- 5つのテクニックで「強いコトバ」をつくり、相手の心を動かす
本記事のまとめ
- お互いにメリットのあるお願いをしよう
- 7つの切り口で「イエス」を勝ち取る
- 5つのテクニックで「強いコトバ」をつくり、相手の心を動かす