この記事で解決できる悩み
- 仕事で良い案を出したいけど、なかなかアイデアが思い浮かばない・・・
- アイデアを生み出せるように創造力を高めたい!
- アイデアを生み出すために、どんな方法があるのか知りたい

そんなお悩みを本記事で解決します!

本記事の内容
- 創造力を高める3つの思考
- アイデアが止まらなくなる5つの発想法
- 優れたアイデアは実践あるのみ
本記事の信頼性

こんにちは! スドウユウキ(@yuupon1106Z)です。
仕事やプライベート、生きていくなかで、アイデアを求められるときがあると思います。
本記事では、「柔軟な創造力でアイデアを生み出し、成功して豊かになるための発想法」をご紹介しています。
本記事を読めば、先人たちが考え抜いた至高のアイデア発想法を身につけ、あなたの創造力を高めることができます。
それでは、さっそく始めていきます。
創造力を高める3つの思考

まず、はじめに発想と思考の違いを理解しておきましょう。
国語辞典によると以下の意味となります。
発想と思考の違い
- 【発想】物事を考え出すこと。新しい考えや思いつきを得ること。また、その方法や、内容。
- 【思考】考えること。経験や知識をもとにあれこれと頭を働かせること
発想は、アイデアを導き出す手段(道具)
思考は、自分の頭の働かせ方・心構え(道具を使う人)
と言えます。
アイデアに導くためには、正しく道具を使う必要があるため、道具を使う心構えをしておく必要があります。
それでは、心構えとして創造力を高める思考を3つ紹介します。
- 先入観をなくす
- 問題に向き合う
- アウトプットして形にする
先入観をなくす
「先入観(固定概念)をなくす」というのは、難しいかもしれませんが、重要です。
やはり先入観があると、視野が狭くなり、物事を多面的に捉えられなくなります。
最初は難しいかもしれませんが、日頃から意識して、自由な発想で物事を考えてみることが大事です。
問題に向き合う
アイデアを生み出すのは、道具を使ったとしても地道にひとつひとつ考えるため苦しい作業になります。
そのため、真剣に問題に向き合う姿勢が大事になります。
アウトプットして形にする
頭の中だけで考えるのは、効率的ではありません。
様々な考えで頭がいっぱいで、考えが回らなくならないように思考を整理するためにも、考えを紙に書いてアウトプットすることが大事です。
アウトプットする方法(発想法)を次項から説明していきます。
アイデアが止まらない!5つの発想法

それでは、アウトプットに活用できる発想法を5つ紹介していきます。
- バグリスト
- エクスカーション
- なぜなぜ分析
- キプリング・メソッド
- オズボーン・チェックリスト
バグリスト
開発者 | ジェイムズ・アダムス |
使用場面 | 感情的(イライラ)になり何も考えられないとき 自分の発想を閉じ込める壁にぶつかったとき |
メリット | 気分がスッキリして心をクリアにする 問題点を把握(リスト化)することができる 発想的財産にすることができる |
やり方は簡単です。
バグリストのやりかた
- 紙とペンを用意して、タイマーを10分セットします
- 不愉快なこと・嫌なこと・不平不満(バグ)をジャンルにこだわらず、とにかく書く!
- タイマーが10分経ったと知らせたら、手を止める10分以内に書くことがなくなったら、そこで終了です。
- 10分経ってももう少し書けそうでしたら、5分延長して書いてもいいです。
- 問題解決の意欲が生まれたら作ったバグリストを眺めて解決策を一つ考えてみましょう。
※資源も時間も有限であり、全ての不満を解決することはできないので選別をしましょう。
例:ブログのバグ
- 情報が古い
- 同じこと内容ばかり
- 根拠が不十分
- 見にくい
- 読みにくい
- わかりにくい
- 他の人のマネ
- 情報量が少ない
バグリストは、自分の中から発想の種を探す手法です。
また、不平不満を書き出すことで健康や幸福感を改善すると言われています。
さらに、書き溜めたリストは発想的財産となります。
発明王で知られるトーマス・エジソンは、アイデアや気づき・ノウハウを常にノートに記録していました。
そして、ノートを事あるごとに見返し、気づきを新たに書き込んでいく。
そんなノートは約3500冊もあるといい、こうして生涯、約1300もの発明を世に送り出しました。
書いて記録に残すことは、財産になります。
ノートを作らなくても、スマホでメモしていくのもいいでしょう。
エクスカーション
開発者 | ジェイムズ・ヒギンズ |
使用場面 | 短時間で大量のアイデアを得たいとき 最初のアイデアを生み出すのに躊躇するとき |
メリット | 先入観から遠ざけることができる アイデアを高速大量生成することができる |
やり方は下記になります。
エクスカーションのやりかた
- ○○についてのアイデアが欲しいとテーマを決める
(例:新しい文房具についてのアイデア) - テーマとは無関係なリストをつくる
- リストの作り方
(1)カテゴリーを1つ選ぶ
(例:動物、場所、職業、食べ物、マンガなど何でもいい)
(2)そのカテゴリーに属するものをできるだけたくさん書きだす
(例:動物なら、犬、猫、うさぎ、馬)
(3)作ったリストから1つずつ選び、思い浮かぶことを書きだしながら、テーマと組み合わせてアイデアを考える
考えつかなくなったら、違うリストへ進み、思い浮かぶことを書いてを繰り返す。
(例:動物リスト「犬」⇨忠誠心が強いから持ち主以外が使えないボールペン)
(例:場所リスト「海」⇨濡れても書けるボールペン
というように、出したいアイデアをテーマにして
様々なカテゴリーの特性と照らし合わせて、アイデアを生み出す手法です。
なぜなぜ分析
開発者 | 大野耐(トヨタ自動車) |
使用場面 | トラブルの真の原因を掴みたいとき 根本的な改良を追求するとき |
メリット | より深く考えることで真因にたどり着くことができる 視野を拡大することができる |
トヨタ生産方式の一部である手法です。
やり方は、下記になります。
なぜなぜ分析のやりかた
- 1つの出来事・現象について、それはなぜか?と自問自答を5回繰り返すだけです。
(例:ブログの閲覧者が少ない)
⇩なぜ?
検索上位が取れない
⇩なぜ?
SEOを意識して記事が書けていない
⇩なぜ?
分析・意識ができていない
⇩なぜ?
SEOの知識があまりない
⇩なぜ
学習方法が分からない
⇩なぜ?
対策:SEOの勉強方法を本やネットで探す
なぜ?というのは、誰もが日ごろからやっていることですが
なぜを重ねて出来事の原因を掘り下げていくと、問題の所在を明確にすることができます。
キプリング・メソッド(5W1H)
一度は聞いたことがある5W1Hの手法です。
開発者 | ジョセフ・ラドヤード・キプリング |
使用場面 | 思考開始のスイッチを入れる 混乱した際に思考を整理する |
メリット | どんな場面でも使える 思考にスイッチを入れるきっかけになる 思考を整理することができる |
やり方は、簡単です。
キプリング・メソッドのやりかた
- 何から考えれば、いいか分からない状態に陥ったら、5W1Hを思い出し、6つの問いに順番に答える
・When (いつ?)
・Where (どこで?)
・Who (誰が?)
・What (何を?)
・Why (なぜ?)
・How (どのように?) - さらに詳細に検討するためには、5w1hを二重がけする
例:イベント来場者
Who (参加者は誰?)
⇨ When (参加者の年齢は?)
⇨ Where (参加者の住所は?)
⇨ What (参加者の役割は?)
オズボーン・チェックリスト
開発者 | アレックス・F・オズボーン |
使用場面 | アイデアを変形して増殖させ、観点を強制的に増やす。 ひらめきを増殖させたいときに使う手法 |
メリット | 様々な観点から思考できる 発想の抜けを防ぐことができる |
やり方は、下記になります。
オズボーン・チェックリストのやりかた
既存のアイデアや成功例をもとに、次の9つの質問に答えていく
- 他への転用は?
⇨新しい使い方は?他の分野で使えないか? - 他のものへの応用は?
⇨似たものはないか?他のアイデアは使えないか? - 変更したら?
⇨色、動き、音、におい、形を変えられないか?他の形は? - 拡大したら?
⇨何か足せないか?長くできないか?内容を追加できないか? - 縮小したら?
⇨何かなくせないか?小さくできないか?軽くできないか? - 代替したら?
⇨代われるものはないか?他のアプローチでできないか? - 再配列・アレンジしたら?
⇨部分を入れ替えられないか?他のパターンにできないか? - 逆転したら?
⇨反対のものは?前後入れ替えてみたら?役割を入れ替えてみたら? - 結合したら?混ぜ合わせる、組み合わせる
⇨混ぜ合わせたら?目的を組み合わせてみたら?
実例:Twitter(縮小したら?)
リアルタイム性が高く、どこにいても自分の状況を知人に知らせたり、
逆に知人の状況を把握てきたりするTwitterですが、
ツイートできる文字数を140文字に制限することで
- 書くのが容易
- ちょっとした時間で読むことができる
- 敷居が低い
ことにより、急成長することができました。
ブレインストーミングの考案者でもあるオズボーンは、
アイデアを変形するパターン・観点を網羅し、自由に発想するたけでは、気付きにくい発想法における抜けを防ぐために、
このチェックリストを提案しました。
まとめ:優れたアイデアは実践あるのみ

本記事では、「柔軟な創造力でアイデアを生み出し、成功して豊かになるための発想法」を紹介していきました。
実践を繰り返し、思考の引き出しを増やしていくことで、優れたアイデアが生み出せるようになるので
今回、紹介した発想法を一つでも試していただけたらと思います。
この記事で、紹介したアイデア発想法以外にも、
こちらの本にはたくさん発想法が載っていますので、是非、チェックしてください。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
それでは、また。