この記事で解決できる悩み
- ビション思考ってなんだろう?
- これからの時代、生きていくのが不安・・・
- これからの思考法として何を身につけたらいいの?

そんなお悩みを本記事で解決します!

本記事の内容
- 【基礎】ビジョン思考とは?
- 【実践】ビジョン思考を身に付ける方法
本記事の信頼性

こんにちは! ゆうぽん(@yuupon1106Z)です。
「正解がない時代になった」
現代社会は、VUCA(ブーカ)の時代と呼ばれています。
意味は、それぞれの英単語の頭文字をとって
V・・・Volathilty(変動)
U・・・Uncertainty(不確実)
C・・・Complexity(複雑)
A・・・Ambiguity(曖昧)
社会やビジネスにおいて将来の予測が困難になっている状態を示す造語です。
なんとも、不安になる言葉ですね。
ですが、実際に新型コロナウイルスや台風などの疫病・災害、AIの急速な進化など、社会は大きく変化し、「正解がない時代」になりつつあります。
私たちがこのような社会で生きていくにはどうすればいいのか?
一つの結論として、「ビジョン思考を持とう」です。
そこで今回は、佐宗邦威さんの著書「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」を参考に、正解のない時代での生き抜く思考法、ビジョン思考について解説します。
ビジョン思考って何?

よくビジネスで使われるのは、論理的思考やPDCAの問題解決の改善思考だと思います。
ビジョン思考はそれらの思考とは違います。
ビジョン思考とは、妄想から始める4つのステップからなる新たな価値創造のサイクルです。
特徴としては、個人が持つ「妄想=ビジョン」を原動力として、社会に新たな価値を創造していきます。
ここでの妄想とは純度の高い「やりたい」という気持ち・思いのことです。

- 自分と向き合い本当の関心に出会う「妄想」
- 様々な体感覚を通して、妄想の解像度を高め、全体像を創る「知覚」
- 他人目線で眺め直し、構想の精度を高める「組替」
- 試作品を作り、フィードバックしていく「表現」
ビジョン思考を身に付ける方法とは?

自分モードの思考を取り戻す
「他人モード」にハイジャックされた脳
引用:直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN より
他人モードとは、「自分がどう感じるか」よりも「どうすれば他人が満足するか」ばかりを考えている状態です。
SNSなどで、どうすれば、たくさん「いいね!」がもらえるか等、周りの反応を気にしまいがちだと思います。
他人モードばかりだと、自分を見失い、発想力や考える力、
さらには、ワクワクや感動・幸せを感じる力までも鈍っていきます。
自分モードとは、「自分がどう思うのか?」「自分は何をやりたいのか?」自分主体で考えている状態です。
他人モードばかりではなく、自分モードで考えることで新たなビジョンが生まれやすくなります。
自分モードを取り戻すには、4つの原因を把握することが大切です。
- 内発的動機が足りない
(自分の中の「やりたい」が足りない) - インプットの幅が狭い
(自分好みのインプットしかしない) - 独自性が足りない
(他者評価に合わせてしまう) - アウトプットが足りない
(伝えたり、発表する機会が少ない)
空間的余白をつくろう
ビジョンを引き出すための効果的な手段として「余白をつくる」すなわち「余白のデザイン」が重要です。
余白をつくる方法
紙(ノート)×手書き
⇒シンプルですが、新品のまっさらなノートを準備しましょう!
<メリット>
・「余白」をイメージしやすい
・他人モードの情報と切り分けできる
・「カタチ」に残る
<デメリット。
・持ち運びがちょっと面倒
「余白」をつくる視点で考えると、物理的な「紙のノート」よりすぐれるデジタルツールは存在しません。
ノートを買うだけならすぐできますね。
これを機にお気に入りのノートを買ってみましょう!
身近なノートがあると、自分のメモリが増えて、余白ができるイメージがしやすいですね!
ノートに書いてみる
ノートを買って終わりではありません。実際に書き続けないと意味がありません。
まずは、「ジャーナリング」という方法を試してみましょう。
ポイントは、次のとおりです。
・毎日決まった時間に書く。毎朝の仕事前がおすすめ(これをモーニング・ジャーナリングという)
だが、なるべく続けやすい時間帯ならいつでもかまわない・人に見せないことが大前提。他人の目があるブログやSNSではなく、
持ち運びが簡単なコンパクトサイズのノートがいい・毎日、決まったページ数を書くようにする。
「毎日2ページを埋める」と決めたら、なるべくそれを守る・お気に入りのペンで手書きする。手書きには集中力を高めたり、心を整えたりする効果も期待できる。
ふだんキーボードばかりに向かっている人にはとくにおすすめ(右脳を活用するマインドフルな行為として「写経」が流行している・最低でも1カ月続ける。これくらい継続すると、かなりしっかりと効果を実感できる
引用:直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN より
妄想を引き出すにはそのときに感じている主観的な感覚・感情にフォーカスすると良いです。
誰にも見せないので自分の感情、嬉しかった、悲しかった、我慢していること、なんでも自由に書いてみましょう。
ただし、最後は、ポジティブな感情で締めくくると、日々の充足感が高まります。
時間的余白をつくる
ノートを買った、こんなこと書こうかなと思っても忙しくて書く時間なんてない!という方もいるはず。
空いたときにやるでは、いつまでも書けません。
時間的余白をつくる一番の方法は、「自分モードの予定を入れること」です。
予定の入れ方のおすすめは、スマホのカレンダーアプリに予定を入れることです。
簡単にできて、繰り返しで設定ができたり、10分前に通知したり、通知機能もあるので忘れ防止としては有効です。
予定をいれるときは、何をする時間かを決めておきましょう。
また、ついつい、他人モードに流されてしまわないように気を付けましょう!
まとめ

本記事のまとめ
- ビジョン思考は、妄想⇒知覚⇒組替⇒表現からなる新たな価値創造のサイクル
- 自分モードの思考を取り戻すことでビジョン思考が身につく
- 時間的・空間的余白でビジョンを引き出す
企業に勤めていると、PDCAサイクルを回せ、改善しろ!などロジカルに考えることが多いので、今回のビジョン思考は新鮮で勉強になると思います。
0⇒1を生み出すビジョン思考は、何が起きるか分からない現代社会に必要な思考です。
夢や妄想といったビジョンをいかに語り、いかに現実化していけるかが、より充実した楽しい人生を送るためには重要になっていくでしょう。
SNSやYoutubeなどを見ていると、個人で稼いでいる人って自由な発想でやりたいことをしてますよね。
他人モードになってしまうといけませんが、そういう人たちの生き方を参考にしつつ
自分が何をしたいか、自分がどうなりたいのか、自分のビジョンを考えてみるといいですね。
個人で稼げる時代。妄想し、アイデアを磨き、カタチにして新たな価値を生む。
そんな創造のサイクルを回す思考が学びましょう。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
それでは、また。