この記事で解決できる疑問
- 大人になっても学ぶことって必要なの?
- どうして学ばないといけないの?
- どういう行動をしていけばいいの?

そんな疑問を本記事で解決します。

本記事の内容
- 大人になっても学びが必要な3つの理由
- 学びの基盤となる3つの原理原則
- 学ぶための7つの具体的な行動
本記事の信頼性

こんにちは! スドー(@yuupon1106Z)です。
あなたは「人生100年時代」という言葉を聞いたことはありますか?
「人生100年時代」とは、書籍「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略」で提唱された言葉です。 (これまでとは異なる新しい人生設計の必要性を説いているので興味のある方はぜひ。)
「人生100年時代」では、100歳を超えて生きるのが当たり前の時代になると予測されています。
そして、生きる時間が長くなることで人生で仕事をする期間が、長期化するといわれています。
そんななか、AIや仮想通貨・NFTなどのテクノロジーによる技術革新や新型コロナウィルスの感染拡大によって様々な人の生活や働き方が大きく変わり、現代社会は、変化の激しい時代となりました。
本記事の結論になりますが、そういった変化の激しい時代を生き抜くには、常に「学び」続けて自分をアップデートしなければなりません。
学ばなければ、時代の変化についていけず、取り残されてしまいます。
と、突然言われても・・・困る人もいると思います。
そこで本記事では、「働く大人のための「学び」の教科書(著:中原淳)」という本を参考に、
大人になっても学ぶことが必要な3つの理由と続けるための10の実践方法を解説します。
大人になっても「学び」が必要な理由

現代社会で、大人になっても学びが必要な理由は以下3つです。
- 仕事人生の長期化
⇨健康寿命増加により高齢まで働くことを余儀なくされる社会 - 現代は変化の激しい時代
⇨技術革新でAIやロボットなど新しい技術がどんどん出てくる - 次世代の子どもに逆転され大人でいられなくなる
⇨時代毎に求められる知識スキルの変化
このように時代の変化によって、昔のあたりまえが通用しなくなってきます。
10年,20年後どうなるか未来は誰にも分かりません。
今働いている会社がなくなっているかもしれません。
そうなったら、
- 今のスキルや技能で一生働けるか?
- ほかの会社でも自分は通用するか?
- 変化の激しい時代に付いてこれるか?
考えてみましょう。
長い仕事人生を全うするには、現代を生きる僕たちは「大人の学び」で変化し続ける必要があります。
総務省統計局の「平成 28年社会生活基本調査」によると、有業者が「学習・自己啓発・訓練」に充てる時間は1日当たり平均6分間というデータがあります。
1日6分以上勉強するだけで上位になれます。少しずつでいいので学びの機会を増やしていきましょう。
これからの時代の「大人の学び」実践方法

「大人の学び」とは「自ら行動するなかで経験を蓄積し次の活躍の舞台に移行することを目指して変化すること」
と定義されています。
では、どのように「大人の学び」を実践すればいいか、実践方法を紹介します。
「大人の学び」には、全ての行動の基盤となる「3つの原理原則」と、具体的な「7つの行動」が必要です。
学びの基盤となる「3つの原理原則」
- 背伸びの原理
⇒現状の能力より少し難しいことにチャレンジ。小さいチャレンジをしよう。 - 振り返りの原理
⇒経験を学びに変える3つの問いで自分と向き合う習慣をつけよう。 - つながりの原理
⇒自分をサポート・アドバイスしてくれる人とつながろう。
ここでは、特に大事な振り返りの原理について深堀していきます。
振り返りの原理⇨経験を学びに変える3つの問いで自分と向き合う習慣をつける
振り返りとは、「過去の自分の行動を見つめ直し,意味づけた上で
未来に何をしなければならないのかを、自分の言葉で語れるようになること」です。
日々の仕事に追われて、自分を見つめ直す時間を取るというのは、難しいかもしれません。
しかし、振り返りをしなければ、学びは浅いものになってしまいます。
「振り返りの原理」は「背伸びの原理」と表裏一体です。
「チャレンジ⇨振り返り」要するにPDCAサイクルを回すことで学びを得ることができます。
振り返りを深めるためには、次の3つの質問に答えるのが有効です。
- What?(過去に何が起こったのか?)
- So What?(どのような意味があったのか?何が良くて何が悪かったのか?)
- Now what?(これからどうするのか?)
そしてもう一つ大事なのが、自分を俯瞰して見ることです。
自分を俯瞰して見れば、視野が広くなり、より自分を見つめなおすことができます。
振り返りをしてチャレンジした経験を糧にして、またチャレンジをしてというサイクルを積み上げて、成長していきましょう!
具体的な行動「7つの行動」
学び続けていくための具体的な行動は下記の7つです。
- タフアサイメント=タフな仕事から学ぶ
⇒自分の能力ギリギリの仕事をしよう⇒仕事の中で学ぶのが効率的 - 本を1トン読む
⇒本を読み、自分を導く地図を作る - 人から教えられて学ぶ
⇒「何を学ぶか」「誰から学ぶか」を考える - 越境する
⇒慣れ親しんだ場所を離れて、違和感を感じる場所に行こう - フィードバックをとりに行く
⇒第三者に自分を映し出す鏡になってもらう - 場を作る
⇒自ら学びの場を作り、多くの学びを得よう - 教えてみる
⇒教える側と学び手側が対話し、一緒に探究して、新たな発見をしよう
この「7つの行動」の中で特に重要な部分を深堀して解説していきます。
本を1トン読む⇨本を読み、自分を導く地図を作る
「大人の学びにとって、最も重要な要素のひとつが「本を読むこと」であることは、
言うまでもありません。どんな分野でもけっこうなのですが、本を読み、知識を
アップデートしておくことは、不確実性の高い時代にあって最も重要です。」
本を読むことには、2つのメリットがあります。
- 自分のなかに地図を持ち、自分の立っている場所を把握できる。
- 他者の経験や思考を代理学習することができる。
本を読むことで著者の経験や思考を代理学習できますよね。
本を読むことが、一番の学習方法といっても過言ではないと思います。
ただ本を読むでなく「3つの原理原則」を思い出し、本を読んだら、振り返りをしてみると更なる学びになります。
- 気になったところをメモする。
- 感想をSNSやブログに書いてみる。
インプットした学びをアウトプットして自分の物にしましょう。
越境する⇒慣れ親しんだ場所を離れて、違和感を感じる場所に行こう。
自分の慣れ親しんだ場所しか知らず、
他をまったく見ない状況というのは自ら学び直す
必要性を感じたり、振り返りの機会が大きく疎外される傾向があります
仕事をしていると、自宅と職場の往復ばかりで、職場や家族以外の人たちとのつながりが希薄になりがちだと思います。
自分の中の世界だけで生活していると、外の状況が分からず学びをしようという意識が生まれにくいです。
そうした「越境経験の少なさ」が、いわゆる「働かないおじさん」を生み出す要因となっており世の中では通用しなくなるという風になってしまいます。
越境をすることで学びや学びの必要性を実感できるので、社外の勉強会に参加したり、オンラインサロンに参加したり、慣れ親しんだ日常から出て発見や気づきを得ましょう!
フィードバックをとりに行く⇒第三者に自分を映し出す鏡になってもらう
仕事を通じて成長していくためには、「自分が今、どのような状態で仕事をしているのか」や「第三者から見て、自分がどのような状況に見えるか」を
客観的に指摘してもらい、自分を立て直す必要があるのです。
振り返りの原理では、自分を俯瞰して見るということを説明しましたが、なかなか自分を俯瞰して見ることは難しいです。
分かりやすい例えとして「ジョハリの窓」というものがあります。

盲点の窓というのが、「他人には分かっているけど、自分は分かっていない」ということです。
ここを第三者に指摘してもらいましょう。
フィードバックを得たら、そのままにせず、必ず過去を振り返り、これから何をしていくのか振り返りをしましょう!
まとめ

本記事では、大人になっても学びが必要な理由と10の実践方法を紹介しました。
まとめると下記のようになります。
本記事のまとめ
- 人生100年時代では、大人でも学びを続けないと時代の変化に取り残される
- 学びの行動基盤「3つの原理」と「7つの行動」を意識して実践しよう
- まずは一つ決めて行動を起こしてみよう!
これからの時代に「学び」は必要不可欠です。
まずは、1冊でも本を読むことから始めてみませんか?
そこから色んなチャレンジを続けていけば、どんな時代でも乗り越えていけるあなたになっています。
本記事で参考した 「働く大人のための「学び」の教科書」 という本では、7名のビジネスパーソンがそれぞれの実体験から得た学びを紹介しています。
これから学びを始めている方には、とても参考になるので、この一冊から始めてみましょう。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
それでは、また。